夏の空をつなぐ

気まぐれ(にしたくない)日記。

8月297日(5月24日)

月曜日。晴れ。家の周りが蝉の抜け殻ですごいことになっている。 現状洗濯がやはり面倒なのは、洗濯籠が一つしかないからではないかとゆー気がしてきたので、もう一つ買おうかななどと考える。

non-DC SUはdensity fieldをimplementationするときのfactorが合わないせいで離散/連続フーリエ変換のfactorまで戻る羽目になってしまった。とりあえずテストでfiducialなsimulationを走らせてみているが、研究所のクラスタはどうも計算が遅いようでちょっと困った。

先週末にpiano roomを訪れて久々にピアノを弾くかと思ったのだが、もっているIDカードではpiano roomの鍵が開かず泣く泣く部屋に戻った。時間の問題なのかもしれないし、もしかするとわざわざ事務に許可をとらなかればならないのかもしれないが面倒だし、とはいえ流石に数年ピアノに触れないのは苦しいので、いっそ電子ピアノを買ってしまおうかなと考える。

カント哲学の本を斜め読みしていたら、原子論が二重存在論になっている(つまり、運動学的な性質しかもたない粒子(原子)の存在する「本当の(空虚な)世界」と、その組み合わせ/そこからの触発で生ずる「色のある世界」)とゆー話が書かれており、確かに言われてみればまったくもってその通りだったなと思うのだが、物理のディシプリンに頭が破壊されてしまっているので、完全に忘却してしまっていた。まあしかし確かにこの二重存在論構造が現代まで尾を引く問題になってるのだった。

天ノ少女Grand End到達。なんといえばいいか、不思議(?)なことにGrand Endのファーストインプレッションはシンエヴァと似ている気がする。物語・エンタメ、というか感情的な盛り上がりとしては前作(ラスト)の引きがやっぱり抜けていたなと思うし、そういう意味での起伏は少し乏しかったと思う。考えてみれば1作目から十数年経てからの完結作なわけで、ちゃんと終わってくれたんだなとゆー感慨にまず浸ってしまう。ある意味では収まるべきところに収まった感じで、今作は前二作からの直接的な過去のつながりを除けば世代を超えた遠い過去からの因縁みたいな話も出てこないし、最後の誘拐監禁事件(の異常性)もちょっとあっけなさすぎるとゆーか、真相がショボすぎではとゆーのは気になった。僕が今作(シリーズ)に何を期待してここまで作品を追ってきたのかとゆーのを反省してみると、やっぱり「狂人/異常者」がどのように救われうるのか、とゆー点だったのかなあ。そういう意味ではこのままではちょっと物足りなさがある。 しかし、一応Grand Endまで終わったはずだけど黒矢尚織の話はどこいったんだ???とゆーのは謎として残っているので、これが解明される別ENDがあるハズであり、Ending listをみてもまだ2つ残っているぽいのでそれに期待しよう。

ところで「 由記子」と「雪子」がかかっていたことに最後の最後の紫の呼びかけで気づいた。おそい。