夏の空をつなぐ

気まぐれ(にしたくない)日記。

8月343日

 昨日今日と幕張公演。昨日はお台場、今日は日本橋でLV。
 山下七海さんは5thツアー今回しか出演されないとゆーことで、絶対Radio Happyやることはわかっていたのでもうめちゃめちゃ楽しみにしてたんだけど、まさか初っ端にやるとは思ってもみなかったので、昨日は完全に不意打ちを食らって本当に気付いたらRadio Happyだけじゃなくてライブ自体が全部終わってた。体感的にもこれまでのライブよりかなり短かったような気がした。とゆーかまあ、Radio Happyから始まった第一ブロックがNUDIE★で終わる本当に殺しにきてるなとゆー感。ほとんどあの時点で燃え尽きていた。
 第二ブロックはin factで&君が完全に死んでいるのを隣で感じながらだったけど、静かなバラードだと声の表情が良くも悪くもわかりやすく伝わるなあと。それにしてもあいくるしいにしても薄紅にしてもどうしてこうも紗枝はんは失恋ソングに愛されてしまっているのか……。
 BEYOND前のSUN♡FLOWERもやるとは思ってたけど、やっぱり二日目の方がノレたかな。個人的にはシンデレラ劇場EDの中では一番好きな曲。未央藍子カプのことが頭に浮かんでしまう。
 Snow Wingsはセクシーギャルズ+みおりんちえちゃんできけて、やっぱり個人的には特にゆいみかの絡みが舞台上でも見られたのがありがとうありがとうって感じでした。そのあとMC挟んでのCan't Stop!!もそのままななみんがでてきたので、一瞬「お、ななみんも歌うのか!?」などと興奮してたけど、結局ダンスだけだった。それでもかなりの幸福感でしたが。実は5thツアーできけたのはじめただったような気もする。Radio HappyとSUN♡FLOWERで手持ちのUOはもう全部折ってしまっていたので、折れなかった……。
 あとはようやくTake me☆Take youがきけてうれしかった。初日はTake me☆Take youがきけたこと自体で大分満足してしまって、細かいところまで意識が向いてなかったんだけど、今日はわりかしじっくりきけた。正直言えば、ラストサビ前の「期待しててね、もっと!」のところの「もっと!」でもっと音圧を感じたかったかな。あるいはあのCD音源の音圧だしてるのはやっぱりしゅがは氏なのかもしれない。
 まさかのTulipは色々まさかで、まさか今回やるとは思ってなかったってのと、まさか杜野さんが歌うとは思ってなかったってのと。
 EVERMOREはやっぱりいい。3方向で向かい合っての指差しが本当に好き。

 最後の挨拶だと、まずななみんが「夏はまだまだ続きます!私の夏はこれからです!みんなも夏を楽しもうねー!」って元気に挨拶してくれて、最高に夏じゃん!!!って勝手に一人でテンションを上げていた。のだが、冷静に打ち上げ時にあれはWUGツアーのことでしょとツッコまれた。その通りだ……。でも「みんなも夏を楽しもうねー!」(の特に「ねー!」)はすごく唯感があってよかった。
 るるきゃんの挨拶ではるるきゃんは最後まで泣かずに笑顔を見せてくれていたけれど、こっちが涙浮かべてしまった。流石に正確な文言は覚えていないけれど、「今回センターを任されることになって、繪里子さんやミンゴスさんの姿をみてきて、ああいうセンターになりたいと思っていたのが、ならなきゃになっていって、でも結局なりたかったリーダーにはなれなかった、だけどゆきんことか支えてくれる人たちがいて、みんなで作り上げてきたこの公演は楽しかった」みたいなことを言っていて、かなり僕にはクリティカルに響いた。あの場で敢えて「なりたかった自分にはなれなかった」と実直に言うことの重みに勝手に思いを巡らせてしまった。なんかそういうことを最後の挨拶で言っていたるるきゃんが、舞台からの退場時に旗振りながら「アイマス最高!」って叫んで去っていったのには本当にやられてしまって、あの瞬間僕ははじめてシンデレラガールズとゆー括りではなくて、「アイマス」最高だと思えるようになった気がする。正直言えば、これまでのアイマスライブでも「アイマス最高!」っていうのにはどこか抵抗があったし、「これからも、アイマスですよー」「アイマスー!」の掛け合いもどこか醒めた目で見てしまう自分を感じていたんだけど、今日のるるきゃんからの「これからも、アイマスですよー」とか「アイマス最高!」とゆーのは素直にストンとその言葉は落ちてきてくれた。この原因の一つはおそらく歴史性にあって、るるきゃんが「繪里子さんやミンゴスさん」の名前を出してくれたのもあってようやく僕の中で765とシンデレラガールズがつながったように思うし、「なりたかった自分にはなれなかったけど、今は今で楽しい」とゆーようなことを言っていたるるきゃんが「アイマス最高!」と言ってくれることで、今僕も楽しいと思うしかないよねとゆるされたような気がしたんだと思う。いや、これはおそらく精確な言葉ではないんだけど、しかし感覚として一番近かったのは赦しな気がしてしまう。
 最近は生きるのがしんどいなあと毎日のように感じているけれど、たぶんこうしてアイマスライブとか行ったり声優さんにも興味を持ち始めたりして、またその縁で知り合いも少し増えたりしている今ってのはたぶん僕にとっては幸せな季節なんだろうなと思わずにはいられなくて、でも思っていた自分にはなれなかったなとゆー思いもある。なりたい自分、思っていた自分にはなれなかったんだけど、じゃあ今不幸なのかとゆーとそーゆーことでもなく、今は今で(それなりに?)楽しいってのは、むしろ今幸せじゃない方が幸せなんじゃないかなんてねじれたことを思ってしまう。かつて思い描いていた自分にはなれなかったけど、今は今で楽しいんだと正直に認めてしまうことがこわい。それでもやっぱり今を肯定できないと結局つまるところ死ぬしかないわけで、一種のダブルバインドにおかれ続けるつらさがある。
 でも、今は今で楽しいしそれをもたらしてくれたものを素直に肯定してもいいのかなと一瞬でも錯覚させてくれたような気がしたんだ。

 生を生活に堕させたくない。