夏の空をつなぐ

気まぐれ(にしたくない)日記。

8月240日

 コートを着ていると建物の中ではちょっと暑く感じるようになってきた。花粉もそれほどひどくない。

 今日はlunch seminarのorganizerのお仕事をこなすために早起き。%さんからはそんなにやることないよと言われていて、確かにお仕事内容を言われたり頭に思い浮かべたりしていると全然大した仕事量じゃないように思っていたけれど、実際やってみるとそもそもメール一つ送るのすらしんどい僕にとっては十分に重労働だった。visitorがメールでsushi orderしてきたりするイレギュラーがあったのもそれに拍車をかけた。大変とゆーか何がストレスになるかって、簡単な仕事でもきちんと(時間通りに)こなさないとダメだとゆーところで、とことん僕は時間を気にするお仕事は向いてないなと思わされた。けれど、seminarが始まるまではまあ、ちょっとストレスフルなお仕事だな、面倒だな程度にしか思っていなかったのが、seminarのOPとEDで色々失敗してしまって、心の底から落ち込むことになった。本当に久しぶりに一人反省会を盛大に開くことになる。英語だったら一人反省会しなくて済むからいいとか言っていた修士なりたての僕を殴りに行きたい。
 arXivをチェックしていたらFabianの論文が上がっていた。うー。きちんとこうして定式化されるとやっぱすごいなとゆー思いとともに、悔しさも感じるようになってきた。
 ほんとはrssのsqueezed bispectrumを計算したほうがいいのかもしれないけれど、完全に昼から気分がどん底だったので、CFC論文読みをする。ようやく楽しくなってきた気がする。

 昼の事件から地に落ちた気分は全然回復せず、生産性もガタ落ちだったので、夕方過ぎに何もかもが嫌になって、もう今日は映画を観に行く日にするぞと心に決めてららぽーとに行く。レイトショーのララランドをみようかなと向かったら、SAOの劇場版もやってたのでついでだと思って2本ともみることにした。
 SAOはかなり断片的な知識しかなかったけれど、これだけみると完全にキリトとアスナのいちゃラブゲーじゃん。びっくりしちゃった。SAOが全体的にこんな感じなら今からでも追うぞ。最近のエロゲーでこんなかわいい感じのいちゃラブみた記憶がなかったのでちょっと感動してしまった。たぶんキリトさんが程よくダメ人間なのがよくて、考えてみると最近のエロゲー主人公は優等生とゆーか、女性的すぎるのがいけない気がしてきた。伊藤かな恵の声がかなり久々にきけたのも僥倖だった。そういえば途中で基数とか序数が出てきたのもちょっと驚いたけれど(そういやサブタイトルがオーディナルスケールだった)、本編とのつながり的には重要な話だったりするのだろうか。それともやっぱりハッタリなのか。あとはそうね、完全に東工大が出てきて笑った。
 ララランドは終盤までは単に「かなりよくできたミュージカル映画だな」程度の感想しかなかったんだけど、終盤やられてしまいました。不思議なことに(?)ずっとそうなる予感はあって、だからfive years laterをみたときも「ああ、やっぱり」と思ったんだけど、ありえたかもしれないその5年間が思い出されて走馬灯のように流れていくところは少し意表をつかれて、このシーンは明白にラストが幸せなものであることを物語っていると思う。ラストの展開も断片が次々に流れてゆくカットなんかもやっぱり秒速を想起せずにはいられないんだけど、しかし秒速ではクライマックスで想起されるのは実際にあったx年間なのであって。とはいえ、ミュージカル映画だとゆーこともあってか走馬灯の数分間は背景が書き割りで、それがある種の現実感のなさ、昨日書いた言葉を使えば誰かの目から見られた世界であることを表していて、そういう意味では過剰さに満ちた風景に彩られた秒速とやっぱり同じなのかもしれない。
 映画をみるとゆー体験がやっぱり好きだと改めて実感したので、意識して定期的に映画をみにいこう。

 デレステでシンデレラフェスが始まったので溜まった石で10連を二回回したらフェス限定の速水奏さんSSRがやってきた。やった。