夏の空をつなぐ

気まぐれ(にしたくない)日記。

8月211日

 最近は二度寝の方が深く眠れることに困っている。
 体の調子が悪い原因の一つにはほぼ確実に食生活の問題があると思うので改めたいものの、そのための気力も失われてしまっている。

 今日はひたすらBiPoSH展開をしていた。ようやく感覚がつかめてきた気がする。しかし明らかに\mu^6 termとか計算がしんどそう。
 明日君は小夜√。想像以上に小夜がかわいい。

 忘れてしまわないうちに、思い出せる限りでさよ朝感想メモ。
■冒頭
 はじめは道具立ては使い古されたものだったし、その他にも布を織ることの隠喩の露骨さとか不吉な展開を予告する織物の綻びとか飛べるレイリア/飛べないマキアとか、ある意味でその後の大まかな展開は読めてしまうので、こんなもんかとゆー感覚は正直あった。
 レイリアとクリムの気持ちが通じ合った瞬間に咲いた花が光りだすのは祝福なのか何なのかとゆーのはちょっと気になる。あるいは、ラストの綿毛が飛んでゆくシーンとのコントラストだったのか。
■最後のレイリア
 未だに彼女が最後飛んだことを解釈し切れてないのだが、娘に「あなたは誰?」と言われたこと、あるいは何年ぶりに対面できた娘の姿が自分がずっと頭の中で想像/創造してきた姿とは違うものだったからとゆー可能性が万に一つでもあったりするのだろうか。レイリアとゆー謎。
 ヘイゼル王子が娘(とレイリア)をわりかし簡単に見放しているのに対しての、レイリアのあの(物理的/精神的な二重の意味での)囚われ具合。神話の中の存在であること、時が流れないこと、己の想像に囚われ思い出の中の背中を追いかけること、「過去」を生きることと、神話から出ること、時が流れること、目の前の現実を見つめること、「今」を生きることの対比構造(とゆーのは単純化し過ぎか)。血が流れて、時が流れる、vice versa(冒頭、戦争、出産、クリムの死)。神話によって権威を保ってきたメザーテ(王)とゆー象徴。
■愛(の不安)と約束の同型性
 中心が自分ではなく相手にあること。行為が体験に接続されること。約束による同一性(あるいは現実性)の確保(あるいは先取り)。故に最後マキアはエリアルのことを考えると自分のことになったと言うのだろう。それにしてもマキアとエリアルの関係性の複雑さよ。