夏の空をつなぐ

気まぐれ(にしたくない)日記。

8月203日

 本格的に花粉症が発症し始めていてつらい。

 今日はRay5周年ワンマンライブ『RAYVE2017〜5th Anniversary〜』だった。ずっと楽しみにしてきたライブだったんだけど、年明けてからRayが歌手卒業するのが発表されたショックもあって、複雑な気持ちを抱えながら行くことに。でも始まってみれば、もう本当に楽しくて幸せなライブで本当によかった。フルバンド編成なのはわかってたけど、途中でグランドピアノが出てきて、フルバンド+グランドピアノで凪->lull->ebb and flowの凪あすタイアップ曲連荘が聞けたのは感動ものだった。キーボードに加えてグランドピアノがあるので、アレンジもあって、CDできくのとは全体的にちょこっと印象が変わる感じの仕上がり。ebb and flowの前奏は講堂のグランドピアノで弾くとこんなに印象が変わるんだ、っていうのに衝撃を受けていたのを覚えている。あとはAs for meとか星がきけて楽しかったなあ。こうして改めてライブで曲をきくと、Rayの持ってる楽曲はバラード系から明るく可愛く盛り上がる曲、激しく盛り上がる曲まで色々盛りだくさんで楽しい。当たり前っちゃ当たり前なんだけど、やっぱりRayは歌うのうまくて、僕はRayの歌声が好きだったんだなあと改めて思わされた。
 会場の人見記念講堂はB4のときに学科の同期が公演に出るとゆーので誘われて行ったことがあるきりだったので、ライブとして行くのは初めてだったんだけど、ライブハウスでスタンディングで行われるのと違って圧迫感がないし、何より低身長な僕でもステージが見やすいので個人的には嬉しかった。あとは、やっぱり音響はすごくよかったのが耳に残っている。
 
 去年くらいから、川田まみ佐藤ひろ美と僕が中学高校の頃からアニメやゲームを通じて親しんできたアーティストが引退する事案が続いていて、まあ悲しいし寂しいんだけど、でも川田まみ佐藤ひろ美の引退と、今回のRayの卒業は僕にとって全然違う意味で受け止めてしまう出来事で。とゆーのは、川田まみとか佐藤ひろ美とかは僕が触れた時にはもう既にキャリアがあって、もちろん僕と同じ時間を歩んできた楽曲もあるけれど、僕が遡って追ったりした楽曲も結構あったように思うので引退をきいたときにもまあ僕が知る前から活動していたわけだし、仕方ないのかなと思わされる部分があったんだけど、Rayは僕と同世代であることに加えて僕がB1のときにデビューしていて、僕が大学生として過ごしてきた時間と同じ時間を歩んできた楽曲ばかりで、そんなRayがもう歌手卒業してしまうってのは本当にショックだし、未だに感情の整理が追いついていない。
 ある特定の時期、特に精神的に追い詰められていてつらい時期なんかに特定の楽曲をリピートして聴くとゆーことがしばしばあって、そーゆーことをやると、その時期の、なんだろう、出来事ではないんだけど、風景であるとか、そのときの感傷であるとか、そのときのつらさであるとか、そのときの生活であるとか、そういったものとその楽曲との間に回路が作られてしまって、その楽曲をきくと、そういったことが思い出されて、頭に目の前に胸の奥に浮かんでくるってことがある。As for meとかebb and flowとか、Rayの楽曲のいくつかは僕にとってそーゆー曲になっていて、僕の大学時代のある特定の時期と繋がっている。それに加えて、Rayのデビューから卒業までが、僕の大学入学から修士卒業までとほとんど被ることになってしまったので、Rayとゆー歌手は、僕の大学時代をある意味で象徴する存在になるのだろうとゆー予感がある。
 Ray自身が卒業を報告したブログで

小さな頃から歌しか取り柄の無かった私が、
少しでも多くの人を笑顔に出来ればと思い、一生懸命・楽しく活動してきました。

一方で、昨年から自分の人生や将来について色々と考えるようになり、
私には歌うこと以外に何ができるんだろう?とも考えてきました。

そうした中で、もう一つの大きな夢が出来、
挑戦したいと思うようになりました。

いつも応援して下さっている皆様へ

と書いているように、そして、今日のライブMCのときにも、これは前向きな決断なんだ、とゆーことを話していたように、これは本当に祝福すべきことで、そして正直羨ましいことでもある。引用したところを初めに読んだときも胸に迫るものがあったけれど、今日のライブを終えて(そして僕もM論を終えて)からこうして改めて読み返すと、様々な感情が綯い交ぜになって泣けてくる。今日のライブMCで小学生の頃からずっと歌ばかりやってきて、他のことはできていなかったのが、歌手になって、学園もののタイアップ曲なんかを歌ったときに、「こんな学生生活があったのかもしれない」と妄想して、「フツーの生活」をしてみたいと思った、みたいなことを話していたのが印象に残っている。それでも、幼い頃から自分がずっと続けてきたものを前向きにやめることができるってのは本当にすごいことだと思うし、強い憧れを抱いてしまう。僕はずっとダラダラと続けているばかりで、何もかもが中途半端だから。

 せっかく三軒茶屋まで出向いたんだからと思って、夜はラーメンを食べて帰る。おいしかったんだけど、昨日はまた何も食べなかったからとりあえず量食べとこうと思って大盛にしたのは完全に間違いだった。

 今の僕を反映して完全に支離滅裂な文章だ。